ABOUT SCHWINSEN

 

18世紀後半、江戸(東京)の町は豊かな自然に恵まれた世界有数の都市でした。人々はこの自然と風土のもとで「粋」「通」などの洗練された感覚を養い「風流」という日本独自の文化を生み出しました。

そんな、日本独自の文化の礎を築いた江戸時代の人々でしたが、彼らは決して自由を謳歌していたのではなく、現実は幕府の統治のもと日常生活にまで細かな制限を受けていました。しかし、一部の革新的で進歩的な江戸時代のクリエイターたちが創造した「植物を愛でる」という新しい感覚は、幕府の関与できない独自の価値観とスタイルを確立することになります。

その価値観とスタイルは、一部のクリエイターや愛好者たちの並々ならぬ植物への思い入れや期待から生み出されたもので、黎明期こそ各地域の小さなコミュニティ程度の規模でしたが、多くの人々の心をとらえていくにつれて、しだいに社会的な評価を伴うものとなり、後に「江戸園芸」という世界屈指の一大園芸文化にまで発展することになりました。

英国の植物学者ロバート・フォーチュンの著書「幕末日本探訪記」などでも記されているように、当時の日本では世界でも類を見ない独自の園芸文化を確立していたため、園芸先進国であった英国やヨーロッパ諸国の植物学者やプラントハンターの多くから称賛されていたことは、当時の日本を訪れた彼らが記した史実として残っています。

Decor Gardening ── 燦燦と輝く太陽の下で野菜や草花、果樹を栽培し、その景観や収穫を楽しむ園芸文化は世界中の趣味の定番ですが、近年は都市部の人口増加による居住面積の縮小や異常気象による温暖化や寒冷化の影響で屋外での園芸が困難になっているため、省スペースで手軽に楽しめる室内での園芸ニーズが高まっています。

私たちは、このニーズに応えるべく、より室内で園芸が楽しめるように、室内装飾(Decor)と園芸(Gardening)をコンセプトに、デザイン性に富んだプランター、ライト、キットなどの製品を生産し、室内栽培のノウハウやお客様が上手に栽培を続けられるためのアフターサービスを提供します。園芸の可能性を展望した18世紀の日本のクリエイターたちに代わり、現代の感性で園芸を再定義し、世界で最も魅力的で斬新な園芸ブランドを確立します。

私たちシュウィンセンがつくりだす、新しい園芸の世界をご堪能ください。

 

Picture by 歌川国貞「四季花くらべの内 秋」嘉永6年
KUNISADA UTAGAWA / In the four seasons flower autumn exhibition 1853